お引越しマニュアル

1. 引越しの方法

●引っ越し業者に任せる
荷造りから掃除まで全てを業者に任せる場合は、業者選びが大事です。業者の大小に関わらず、信頼出来る、親切で評判の良い業者2~3社にどこからどこまでやって貰っていくらかかるのか、見積りを取ってよく内容を確認してから決めましょう。

●自分で荷造りし、搬出・輸送は業者に委託
一般的なタイプですが、自分で業者が来る前に荷造りを終えておかなければスケジュール的にも大幅に狂いが生じます。また、業者との役割分担も何回か打ち合わせをして、きちんと確認しておきましょう。

●自分たちで行う(業者に頼まない)
親元から離れて1人暮らしするケースに多いタイプです。荷物は少なく、自家用車やレンタカーでも出来ますので、一見安く上がりそうですが、場合によっては知人・友人へのお礼等で逆にお金がかかり、高くつく場合もありますので、よく考えてから決めましょう。


2. 引っ越し業者選び

●見積りを比較する
引越し費用はいろいろな条件により違います。引越し業者2~3社に見積りを出して貰い、比較してみることも大切です。 その時のチェック項目としては、
・ 料金表の有無
・ 保険制度の有無
・ 会社や担当者の対応等
これらの条件を参考に、総合的に見て良かった業者に決めましょう。
また、2月から4月上旬までは引越しシーズンの為、大変混み合います。予定通り希望日に引っ越しするためにも、早めに連絡しましょう。勿論、ホームページを持っている引越し業者も多いので、下調べ等に直接アクセスしてみるのもいいでしょう。

●引越業者URLリスト
日本引越センター
http://www.hikkosi-net.co.jp/

アート引越センター
http://www.the0123.com/

日本通運
http://www.nittsu.co.jp/

ヤマト運輸(クロネコヤマト)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/


3. 荷造りのポイント

●荷造りリストを作る
リストを作るには、大きな項目から次第に小さくしていき、キッチン・居間・浴室・玄関・寝室・子供部屋など、各部屋ごとの項目を作り、荷造りの数量を把握することが大切です。
リスト作成時に、その荷物が新居で本当に必要な物なのか、もう一度よく考えてみることも必要です。まだ使えそうな物や、綺麗な物はリサイクルショップやフリーマーケットに出し、それ以外の不要な物は思い切って捨ててしまうのもいいでしょう。
不要品を回収してくれる業者もありますので、相談してみてください。

リサイクル協会
http://www.good-recycle.com/

●荷物に書き込む項目
・ どの段ボールに入れるか?(段ボールごとに番号を割り振る)
・ いつ荷造りするか?(前もって出来る物・当日でなければ出来ない物)
・ 誰がどの荷造りをするのか?
・ 新居のどこに置くのか?
●荷造りのアドバイス
・ 段ボールの中に隙間を作らず、後ろからも取りやすいように!
・ 荷物に番号を付け、中に何が入っているか、外から解るように!
・ 重い荷物は小さな箱に(軽い荷物は大きな箱に)!
・ 割れ物などを包む新聞紙は1ヶ月分くらい必要!(前もって準備しましょう)
・ 当日使う物(着替え・タオル・トイレットペーパー等)は荷造りせずに持って行く。

●種類別荷造り

●エアコン・ピアノ
引越し業者に相談するか、それぞれの専門業者に頼んだ方がいいと思います。
●ワレモノ
コップ・茶碗などのワレモノは1個ずつ新聞紙などで包み、クッション材を入れ、箱に大きな字で「ワレモノ注意」と書いておくといいでしょう。
●冷蔵庫
引越しの2~3日前から徐々に整理し、遅くても前日の夜までに食品が残らないようにしておきましょう。前日の夜にコンセントを抜き、 冷蔵庫などの受け皿に残っている水を捨てましょう。また、新居に設置してからすぐにコンセントに差さず、1時間くらい経ってから電源 を入れます。
●洗濯機
排水ホースを外し、傾けて中の水を抜きます。電源のコードやホース類はテープなどで留めておきましょう。
●テレビ・オーディオ・パソコン
それぞれのリモコンやコード類をひとまとめにしておきましょう。パソコンは購入時の箱にしまい、自分で保管しましょう。
●照明器具
電球は外して、ワレモノと同様に紙で1つ1つ、別々に包みましょう。
●タンス・棚など
中身は出して、別の箱にしまいます。タンスは引き出しが動かないように紐で縛ります。
ガムテープを使うと、はがず時にノリが残ったり、表面が一緒にはがれたりしますので要注意!
●書籍
1箱あたりの重さは20kg位を目安に箱に詰めます。底が抜けないように紐で縛りましょう。
●石油ストーブ
タンクに灯油が残っていると、移動中に漏れだす恐れがあります。周りを汚しますし、危険ですので、予め空になるまでつけておきましょう。
●貴重品
お金・印鑑・預金通帳・貴金属類は、まとめて自分できちんと保管しましょう。


4. 引越し前日・当日

●引越し前日

●引越業者への時間等の確認、及び最終チェック
●手伝って貰う人への連絡
●貴重品の確認
●冷蔵庫の整理(空にする)
●忘れ物がないか、押入・天袋などをもう一度確認する。
●明日の為に、充分な睡眠を取りましょう。

●引越し当日

●服装・準備
服は動きやすく、汚れてもいいものを着ましょう。また、靴はスニーカーや脱ぎ履きの簡単なものを選びましょう。
●引越し荷物の管理
荷物の搬入・搬出の際は、必ず立ち会うようにしましょう。